遺伝子検査で分かる薄毛のリスク!DNA検査勉強会!

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こんにちは。
スーパースカルプ発毛協会認定の発毛技能士、藤沢駅南口店の杉山巨樹です。
昨日スーパースカルプの東日本ブロックで勉強会が開催されました。
常に新しい情報、知識を吸収しているので、結構勉強会多いんですよね。(来月もヘナの講習会があります。)
スーパースカルプの勉強会
今回の勉強内容は、これから導入予定の薄毛のDNA検査についてです。
ふかーいお話しが聞けましたので、今日は復習がてら皆様にシェアしたいと思います。
よく薄毛は遺伝すると言われていますが、実のところ薄毛の遺伝についての全貌は科学的にはまだまだ解明されていません。
しかし遺伝子情報は身体をつくり上げる設計図なので遺伝子と薄毛の関係はいくらかはあります。
遺伝的要因と環境要因
図で表すと分かりやすいと思います。
生活習慣などの環境的要因に左右されることなく遺伝的に100%の確立で発生していしまうのが単一遺伝病。
逆に交通事故などで起こる外傷は、遺伝的要因は全く関係ありません。
遺伝的にがんにかかりやすい家系など言われますが、遺伝要素が100%ではなく食事や喫煙、ストレス、飲酒などの生活習慣と言われる環境的要因にも左右されます。
生活習慣などの環境的要因の割合がどうなのか?という実験は一卵性双生児(同じ遺伝子)の生活習慣の差で表す研究が行われています。
一卵性双生児の生活習慣
(出展:American Society of Plastic Surgeons, 2009)
こちらの写真は一卵性双生児の姉妹です。
左の写真は61歳 非喫煙者/日焼け習慣無し
右の写真は61歳 16年の喫煙歴/日焼け習慣あり
です。
同じ遺伝子でも生活習慣の差でお肌の差はここまで出るのです。
よってシミやシワなどは生活習慣によって防ぐことが出来るというのが分かります。

52,874名による遺伝子による薄毛の実験

2017年イギリスのエジンバラ大学により薄毛と遺伝はどのくらい関係しているかという大規模な実験が行われました。
40歳~69歳の英国白人男性52,874名で調査されました。
31.6%は薄毛ではない
23.0%は少し薄毛
26.9%は中程度薄毛
18.5%は進行度の高い薄毛でした。

その結果から薄毛に特徴的なDNAの部位が30か所発見され、そのうち2か所は特に遺伝的な薄毛に影響するDNAと分かりました。
そのうちのひとつは、男性ホルモンと5α-リダクターゼが結合してできるジヒドロテストステロン(DHT)の受信精度の関わるDNAです。
俗にいうAGA(男性型脱毛症)の遺伝です。
この受信精度は遺伝情報として引き継がれているのです。
DHT(ジヒドロテストステロン)は脱毛を引き起こすホルモンで、この受信精度が高いと薄毛のリスクが高いという訳です。
しかしながらこのDHT(ジヒドロテストステロン)の薄毛遺伝子を持っていても必ずしも薄毛になるという訳ではないという事です。
確立で言うと60%が薄毛になるという事でした。

薄毛情報の染色体はX染色体に存在する

さて、人間の遺伝子は染色体として存在します。
染色体は細胞の中で23対46本の染色体として存在します。
染色体
こんな感じ。
1番~22番まではついになっていますが、23番目だけxとYの二つから構成されていて、これが性別を表す染色体なのです。
X染色体とY染色体をもっていれば男性
X染色体2個だと女性となります。
このXとY染色体は、両親から引き継ぎます。
Y染色体は男性しかもっていないので、男性ならばY染色体は父からX染色体は母から引き継ぐことになります。
薄毛遺伝子
そしてDHT(ジヒドロテストステロン)の受信に関わる情報は『X染色体』に存在します。
ですので、X染色体の遺伝によって薄毛のリスクが決まります。

問題です!波平の子孫の中で薄毛リスクが高いのは誰だ?

磯野家の家系図
磯野家の家系図より
遺伝的(染色体情報)で波平の薄毛のリスクを受けついでいるのは誰でしょうか?
波平さん双子の兄の海平さんもかなりキテます…。
先祖の磯野藻屑源素太皆さんも…と思ったんですが、ちょんまげか。
ちょんまげだったら遺伝的かどうかは分かりませんね(苦笑)
波平さん、海平さんともにX染色体に深く刻まれているようですね。
分かりやすく図に書き込んでみました。
磯野家の家系図
まず薄毛遺伝子はx染色体に存在します。
波平のx染色体はサザエさん(x、x)に受け継がれ、そしてタラちゃんへと引き継がれる可能性があります。
よって、波平のx染色体を引き継ぐ可能性があるのは、タラちゃんです。
先ほど書きましたが、遺伝的に薄毛のリスクが高くても発症するリスクは60%と言われています。
それ以外の要因は、環境因子と言われていて、普段の生活習慣にかなり影響されます。

スーパースカルプの薄毛DNA検査。試作中

今回は今後発売される遺伝子検査の研究開発をしている楊(ヤン)さんに説明していただきました。
まだまだ薄毛の原因など医学的にも未解明の部分が大きく、薄毛改善のアドバイスを行うのに私たち発毛技能士の日々の実績、経験は大きいんだなと実感しました。
薄毛は遺伝要因だけではなく、環境要因でもかなり改善します。
正しい知識と対策で薄毛改善しましょう!

藤沢駅南口店インスタ

最近インスタをはじめました。
スーパースカルプの大量の症例写真を中心に発毛ライフ的な画像をお送りいたします!

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