このお話は、前回の記事の続きです。
まだ読まれていない人はぜひそちらを先にお読みください↓↓
まずは前回のおさらいから。
前回のお話しは、生活習慣の見直しが薄毛改善に繋がるという内容でしたね。
薄毛改善のために生活習慣を見直す必要がある。
そして、その見直しとは、普段使うヘアケア材など「外的要因」と、髪の毛が生えるメカニズムに則り、生えやすくさせる「内的要因」がありました。
髪の毛が生える・育つには、「毛母細胞」と呼ばれる毛根にある細胞が活性化し、細胞分裂していく必要があります。
そして、その細胞分裂に必要な栄養素、アミノ酸は、毛細血管から運ばれてくる。この毛細血管の働きが鈍いと、十分な栄養素が運ばれてこない。
栄養素が運ばれてこないから毛母細胞が活性化せず、髪の毛が生えるサイクルが崩れたり、しっかりした髪の毛が生えてこなかったりという薄毛の原因になる。
なので、「内的要因」に目を向けたとき、髪に栄養素を運ぶ毛細血管の動きを活発にすることが大事。
つまり、血行を良くすることが薄毛改善において重要!
ということです。
そこで今回は、血行改善について。
具体的にどういった行動が血行改善に繋がるのか見ていきましょう☆
こんな方は要注意!血行不良の見分け方
自分が血行不良かどうか。
専用の機械などがなくても、自分の身体の状態でチェックできることがあります。目安ではありますが、参考にしてみてくださいね。
□基礎体温が36.5℃以下
□手足の冷え(身体の末端が冷えている人は頭皮も冷えていることが多い)
□日々のバスタイムは、シャワーのみで入浴しない
□腸の状態が悪く、便秘がち
人間の体温は、血液が酸素や栄養分を運んでくることで一定に保たれています。血行不良により手足の先まで血が巡らないと、冷えにつながります。平熱が低い人や手足が冷たい人、冷え性の人は、血行が良くない可能性ありです。
また、入浴は身体全体を温め血行を良くする効果がありますが、日常的にシャワーで済ませている人は要注意。
最後に、腸の調子が悪く、便秘がちの人。血行不良によりお腹が冷えると、大腸の働きも弱まります。そして腸内環境が悪いことによってまた更に体調に悪影響が出る、悪循環を生んでしまいます。
血行改善策①入浴習慣をつける
入浴は、自宅でできる、最も手軽な薄毛対策です。
入浴することで体が温まり、血管が拡張するため血行が良くなります。
また、水圧により足などに溜まった血液を押し流してくれることも、血行に効果ありです。
まずは10分以上入浴し、身体を温めてから洗髪することで、頭皮の皮脂や汚れも落ちやすくなります。
頭皮の毛穴に溜まった皮脂汚れは、頭の臭いの原因になるだけでなく、細毛や抜け毛の原因にもなります。いつも清潔な状態を保つことが望ましいです。
だんだん寒くなってきたこの時期、血行改善は冷えやむくみ対策にもなるので、夏場はシャワーで終わらせていた、という人も是非、湯舟に浸かり、リラックスしたバスタイムを過ごしてみてくださいね。
血行改善策②食事を改める
身体は食事でできている、という言葉があるほど、食べ物の栄養バランスは私たちの身体に影響します。食べたものが栄養素となって血液で運ばれるため、もちろん血行にも影響します。
バランスの良い食事を心がけましょう。
この一言で終わらせてしまえばそれまでなのですが、何よりも意識していただきたいのが、糖質の摂りすぎです。
血流は、サラサラの状態で流れていくことが好ましいのですが、糖質が多い食事を取ると、血液中の糖の濃度(血糖値)が高くなり、砂糖水のようにドロドロと滞ってしまいます。
アンチエイジングのお話しでも以前ご説明しました通り、特に精製された白いお砂糖は、栄養素のないただの糖質ですので極力控えましょう。
糖質・炭水化物を摂りすぎず、ビタミン・ミネラルをしっかり摂ることを心がけてくださいね。
また、食べ物から水分・栄養を吸収してくれる腸は、健康のバロメーターです。
腸の調子が悪い方、便秘がちな方。腸内環境が悪いことにより、血行が悪くなるだけでなく、不眠や肩凝り、めまいなども引き起こします。
逆に腸の調子が良くなると、血行改善を始め、身体全体の調子が整ってきますので、腸の働きを良くする食材を積極的に摂ってみてください。
◎腸の働きを良くする食材
□食物繊維
食物繊維は、腸のぜん動運動を活発にしてくれます。食物繊維のなかでも特に、水に溶けて便を柔らかくしてくれる水溶性食物繊維が含まれた食材を取るのがおススメです。ワカメ・昆布などの海藻類、ゴボウ、こんにゃくなどに多く含まれています。
□発酵食品
発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌、酵母菌といった菌類が、腸内の善玉菌を増やします。納豆やキムチ、ヨーグルトなど。
□オリゴ糖
オリゴ糖と食物繊維は、善玉菌の餌となり、善玉菌が増殖するのを助ける役割をします。玉ねぎやゴボウ、バナナ、大豆などに多く含まれています。
血行改善策③習慣的な軽い運動
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、体内を巡るなかで足先まで降りて来た血液を、ポンプのように押し上げて心臓のほうまで循環させるという重要な役割を持っています。
このポンプ機能が冷えや運動不足によって低下すると、うまく血液が巡らず、足に滞ってしまいます。
マッサージやストレッチをしたり、ウォーキングで十分なので、日常的に動かしてふくらはぎの筋肉を鍛えることが大切です。
血行改善策④インナーケア
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