【今すぐやめて!】髪の毛に悪い5つの生活習慣

最近ボリュームがなくなってきた。
分け目が薄くなってきた。

こういった女性の薄毛のお悩み。
原因の多くは、生活習慣にあります。
逆に言えば、生活習慣を正せば改善するケースも非常に多いのです。

今日から、今この瞬間からやめてほしい、髪の毛に悪影響を及ぼす習慣を5つ、本日はご紹介していきます。

心あたるものがあったら要注意です!

①高級アルコール系シャンプー

シャンプーには大きく分けて3種類あります。
◎高級アルコール系シャンプー
◎石鹸系シャンプー
◎アミノ酸系シャンプー

これらの違いは「洗浄成分」です。
なかでも高級アルコール系シャンプーに使われているのは、石油が原料の洗浄剤。いわゆる「石油系合成界面活性剤」です。
特徴は、洗浄料・浸透性・残留性が高いこと。
シャンプーの役割として、頭皮に不必要な余分な皮脂や汚れを落とすことは大切ですが、石油系合成界面活性剤は必要なものまで洗い落としてしまいます。
そして頭皮を守っているバリア機能を破壊し、炎症や乾燥を引き起こす原因に。
頭皮環境が崩れてしまっては、元気な髪の毛は生えてきません。ボロボロの土壌では、草木が生えることができないのと同じです。
安価でどこにでも売られているため、つい使ってしまいがちですが、まず真っ先に、石油系合成界面活性剤が使用されているシャンプーを見直しましょう。

代わりに使ってほしいのは「アミノ酸系シャンプー」。
洗浄成分にアミノ酸系の界面活性剤が使われているものです。
値段は高級アルコール系に比べるとやや高く、洗浄力も物足りなさを感じるかもしれませんが、きちんと予洗い・すすぎまで行えば問題なく洗髪できます。
肌に優しい、アミノ酸系シャンプーを使うことをおすすめします。

シャンプーについての詳しい説明は、

【髪にいいシャンプーの見分け方】使うたび薄毛のリスクも。私のシャンプーは大丈夫?

こちらでご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

②ヘアカラー剤

基本的に頭皮に刺激の強いケミカルな原料が触れるというのは良いことではありません。頭皮環境を崩してしまいます。
とはいえ白髪が目立ってくると、いくら髪の毛のためとはいえそのままにしておくこともなかなかできませんよね。
そこで、白髪染めにはヘナをおススメします。
植物由来の白髪染めです。髪に塗って15分で染まる、市販の白髪染めのお手軽さに比べるとかなり手間のかかる染髪料ですが、使うたびに髪の毛にハリとコシを与え、健やかにしてくれます。

③お風呂=シャワーのみ

お風呂に入る
この言葉が指すものが、「入浴」ではなく「シャワー」になっている人、いませんか?
忙しいと、とりあえず洗えばいいや!とシャワーだけで済ませてしまいたくなりますが、髪の毛のことを考えるならばこれはNGです。
髪の毛を成長させる、毛根の毛母細胞。ここまで栄養を行き渡らせるのは、毛細血管の役目です。髪の毛でお悩みの方は、血流が滞りこの毛母細胞にうまく栄養が行き渡っていないということが考えられます。
ゆっくりお風呂に浸かり、血行促進。
これこそ一番身近な薄毛対策です。

特に寒い冬の時期は、冷えて血行も悪くなりやすいですよね。
1日15分、お風呂を楽しむ余裕を作ってみてましょう。
暑すぎない39度程度のお風呂に入浴すると、副交感神経を高める働きもあり、睡眠の質も高まります。

【入浴がもたらす3つの作用】リラックス効果を高める入浴法とは?

④夜寝る前に
スマホチェック

血流と髪の毛には、前述の通り深い関係があります。
血流が良ければよいほど、髪の毛にもいい、ということです。
この血流を調整しているのが自律神経
私たちの身体の機能を無意識にコントロールしている神経です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類が、それぞれ動と静の役割を持ち、うまくスイッチしてバランスを取ることで、私たちの心身の健康は保たれています。
例えば朝日を浴びると動の神経、交感神経が活発になり、やる気がでたり。
逆に寝るときは、静の神経、副交感神経が優位になることで、ぐっすりと睡眠をとることができます。

血管に対してみてみると、交感神経が優位になると緊張状態になり、毛細血管は収縮。逆に副交感神経はこわばりを弛緩させ、血管を拡張させます。
血管が拡張すればその分多く血液がながれることができるので、副交感神経が優位になれば「血流がよくなる」ということです。
リラックスできる時間が少なかったり、食生活が乱れていたりすると両者のバランスは崩れていきます。いつも交感神経が高い人は、血流も悪くなりがちですので注意しましょう。
しかし、常に副交感神経が優位であるのも問題です。しかるべき時にしかるべき方の自律神経が優位になる。つまり「自律神経のバランスがとれている」状態でいることが大切です。

まずは睡眠時にしっかりと副交感神経を優位にさせるところから始めてみましょう。眠る前、リラックスモードに入るべき時間にスマホのまぶしい光を浴びてしまうと、交感神経が高まります。この時間帯が一番スマホを触りたくなる!という人もいると思いますが、できるだけ刺激を避け、質のいい睡眠のとれる環境づくりをしてください。

【毛細血管のアンチエイジング】「自律神経を整える」これも立派な薄毛対策です!

⑤甘いものが大好き!

美味しい。大好き。つい手が伸びる、砂糖
しかしこれもまた、血液をドロドロにして、血流を悪くする原因となります。
我慢のし過ぎはストレスに繋がりますが、「食べすぎ」の状態を避けましょう。
お菓子だけでなく、コンビニ食や外食、想像以上に大量の砂糖が入っていることもあります。
食生活に自信のない方は、髪の毛だけでなく健康のためにも、これを見直すだけでかなり効果があるかもしれません。

大事なのは
外と内からのアプローチ

こうしてお伝えしてみると、大事なのは大きく2つ。
①外側からのケア
②内側からのケア

外側からのケアとして、髪の毛に刺激の強すぎるものは避けること。
そして内側からのケア。血流を良くすること。

簡単に言ってしまえば、これだけです。
これらは今日やれば明日なんとかなる、という即効性のあるものではありませんが、いつまでも悪い習慣のままでいては改善はできません。

当てはまるものがあった方はぜひ、いい習慣を今日から始めましょう!

記事監修:
スーパースカルプ藤沢駅南口店 所長
発毛技能士 杉山巨樹
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TEL【0120-315-236】
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