【ケイ素に意味はある?】私が3年間「ケイ素」を摂り続ける理由

執筆:杉山 奈津子

当店で扱っている水溶性ケイ素、「スノードロップ」。
よく、
「ケイ素はいつまで飲めばいいんですか?」
と、ご質問をいただきます。

確かにケイ素って、飲んだらすぐ身体が元気になるとか、肌がツヤツヤになるとか生理痛が楽になるとか、そういった体感って、感じられないんですよね。
薬ではないので当然と言えば当然ですが、良質なサプリメントの中には、早い段階で実感できるものがたくさんあります。

例えばプラセンタなんかは、朝の目覚めや意味不明な倦怠感などが、飲み始めて1か月ほどで軽減されてきたと実感される方が多いです。
また、美肌コンセントレートなどは、年齢分の本数を飲んでみると分かるのですが、肌が内側からしっとりし、ツヤ感が増してきます。
ピクノジェノールサプリは海外では子宮内膜症として認定している国もあるくらい、女性の「血の巡り」や「抗酸化力」に優れ、体感も出やすいです。

ではケイ素はどうかと言うと、私もかれこれ3年は飲み続けていますが、そういった体感って、あまりありません。
強いて言えば、それまで毎晩のように夜中に足がつっていたのが治った事(3年間一度もつっていません)、健康診断での中性脂肪の値が下がった事が体感と言えば体感です。
美容に良いものを!といつも探している私にとっては、多少体感が弱いかも、とも思います。

では私がこの3年間ずーっと欠かさずケイ素を飲み続けているのはなぜか。
それはまさしく知識」で続けているに他なりません。

勉強すればするほど、知れば知るほど、このケイ素は絶対に身体にいい!と揺るぎない確信に至ります。

本日はその知識の一部を、皆さんに共有いたしますね。

全ての鍵は「血管・血流」にある

ケイ素は、私たちの体の骨、皮膚、髪、爪、血管、歯など全てに存在し、細胞健康維持には欠かせない大切なミネラルの一つです。
不足すると肌や髪のハリ艶に直接かかわってきますので、欧米では「美のミネラル」といって、マルチビタミンに匹敵するほど売れているそうです。
ついつい美容だけに焦点を合わせがちですが、私がケイ素に多大に関心を寄せているのは、見た目に表れるものだけでなく、ケイ素は「丈夫な毛細血管を作る」という点。

美容と健康において大切なこと。

究極的に突き詰めて考えると、皆さんは何だと思いますか?

肌に優しいスキンケア商品を使うこと
何か特別な食べ物を食べること
筋トレや有酸素運動を欠かさないこと

もちろん、それらも間違いではありません。その通り、全て大切なことです。
ですが、「一番大切」を一つだけ選ぶとするならば、美容と健康の鍵は「毛細血管と血流」なのではないかと思うのです。

私たちの体は37兆個(※1)の細胞の集合体です。その細胞たちすべてに酸素と栄養を運んでいるのは、血管です。
なかでも末端の細胞たちにまでせっせと養分を運んでいるのは「毛細血管」なんです。細胞に血液が届かないと、細胞は壊死してしまいます。
高齢になって血管と血流が悪い人は体の末端部分、特に足先に血が通わなくなり、夏でもしもやけや、ひどいと凍傷になることもあり、病状がさらに進めば細胞が壊死を起こして、切断を余儀なくされる場合もあります。

実は私の祖父も、70代で血が通わなくなり、片足を切断することになりました。
そして今、父も足先に血が通わなくなり、気温が低くなると足が紫色を通り越してどす黒く変色し、このままだと足先から切断しなくてはならなくなってしまいます。母が必至で毎日父の足に血流促進のマッサージをして、なんとか保っていますが…。
どうやらうちは家系的に、血管・血流に気を付けた方がよさそう…と本能的に感じます。

健康を望むなら、まずは丈夫な血管・サラサラ通る血液、これが絶対的に必要です。
更に美を求めるなら、いろんなものを塗ったり張ったりするよりもまず、肌の真皮層にまで、また髪の毛の毛根にまで、栄養と水分と酸素を供給してくれる元気で強い毛細血管が体の隅々までたくさん走っていることが大大大前提になる!と、私は確信しています。

※1:通説は60兆個でしたが、最近の研究で新説は約37兆個と発表されました

ケイ素は血管を造る
最強のインナーケアです

毛細血管を造る食べ物をご存じですか?
実はそんなに種類は多くなくて、シナモン・ルイボスティー・ヒハツの3つだと言われています。
毛細血管の内側の内皮細胞にはTie2(タイツー)という毛細血管を強くするスイッチのようなものがあります。
そのタイツーを活性化するのは「ピペリン」という成分なのですが、シナモン・ルイボスティー・ヒハツは、このピペリンが含まれている食べ物なんです。

そして私が加えたいのはもう一つ。
「ケイ素」です。
ケイ素はピペリンによってタイツーを活性化するということではなく、毛細血管そのものの主成分なのです。
体中に張り巡らされている血管と毛細血管を広げると、面積はテニスコート6面分にもなります。

この血管・毛細血管が全て生まれ変わるまで、すなわち血管のターンオーバーはどのくらいでしょう?
皮膚は28日、血液は100日、腸の粘膜は1日、胃の粘膜は3日…と、体の細胞は日々更新を続けています。

では血管は?
血管のターンオーバーは1000日。約3年です。
3年経ったら血管の細胞はすっかり新しいものに入れ替わっています。

今日口にしたもので、明日からの私たちの体ができあがっていくのです。

最初の質問に戻りますね。

「ケイ素はいつまで飲めばいいんですか?」

その答えは皆さんもうお分かりかと思います。
2,3か月でやめてしまったら意味がないんです。
石の上にも3年。
ケイ素は体内で合成することができない成分ですので、心がけて摂取することが肝心です。

ケイ素にはもっともっとたくさんの優れた効果がたくさんありますが、全部お話しすると大変長くなりますので、今回はその中でも「毛細血管」についてお伝えしました。

立派な血管を造り上げて、美と健康を維持していきましょう!


記事監修:
レイテノール オーナー
杉山 奈津子

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