記事監修：杉山 奈津子
私たちはたるみに
抗えないのか？
先日、YouTubeチャンネルのアンケート機能を使って、視聴者さんの肌のお悩みをお聞きしました。
シミ・シワ・たるみ・ニキビ・毛穴の開き
この５つの選択肢でアンケートを取らせていただいたところ…
661名の方にご回答いただき、ダントツで多かったのは「たるみ」です。
全体の37％でした。次に「毛穴の開き（27％）」、「シミ（24％）」と続きます。
レイテノールチャンネルの視聴者さんは、40～50代の方が多いので、やはり年齢を重ねるにつれて生じてくる肌のたるみや緩みは大きなテーマのようです。
シミ・シワ・ニキビ・毛穴の開き、これらは全部肌トラブルで、ケアしていけば改善し、乗り越えることができます。
でもたるみは別物。誰でも年を取れば直面する、老化現象です。
お肌のハリや弾力を左右するのは、真皮層にあるエラスチンという繊維です。
ベッドのスプリングのような役割をしています。買ったばかりで新品のベッドはスプリングもしっかりしていて、跳ね返してくるような弾力がありますよね。でも、使い続けて年月が経つと、だんだんとその力は衰えていきます。
肌も同じです。段々年を取ると、エラスチンが衰えしなっとしてくる…ある程度は仕方ないと言えば、仕方ないことなのです。
とはいえ、
じゃあ何もできずに諦めるのか？
と言われると、そんなことはありません！
抗う方法はあります。若い頃のピーンと張った状態にすることは難しくても、衰えていくのに対抗することは、できるんです！
今回はその方法をお伝えしていきます。
※この内容は、2021/04/02にYouTubeチャンネルで投稿されたものです。よろしければそちらもご覧くださいね！
たるみケアの要は
毛細血管にあり！
最近肌が衰えてきた…
と思ったとき、つい手を出したくなるのが、栄養分がたっぷり入った高機能美容液や高機能クリーム。
しかし、新陳代謝や毛細血管の働きが衰えた肌に突然それらを塗っても、成分を支えきることができません。
ですので、まず大事なのは肌の代謝を上げること。毛細血管の働きを良くすることです。
体の隅々まで張り巡らされた毛細血管は、肌の真皮層まで酸素と栄養を運ぶ役割をします。外からの栄養をより効果的に取り込むためには、毛細血管の働きを良くして、受け入れ態勢を整えてから成分を入れていく方が解剖生理学的には理にかなっています。
そこで、化粧品でできる毛細血管のケアとしておすすめなのが炭酸パック！
炭酸と言えば、最近銭湯で「高濃度炭酸泉」というのをよく見かけませんか？
あれはお湯の中に炭酸ガスが溶けた温泉のことで、お湯１リットル中に炭酸ガスが250ppm（0.25g）以上溶けていたら炭酸泉、1000ppm（1g）以上溶けていたら高濃度炭酸泉と呼ばれます。
炭酸は二酸化炭素です。炭酸泉に浸かると、肌が二酸化炭素を取り込み酸欠状態になるため、酸素を求めて血管・毛細血管が活発に働き始めます。血管が広がり血流促進、血圧も下がり、美容健康などに効果があるということが認められています。
これこそまさに、求めているもの！
炭酸泉にジャブンと顔まで浸かれたらどんなにいいか…！
それを叶えるのが、炭酸パックです。
当店で扱っているのは、マジョールさんの炭酸パック「薬用スキンクリア」。
医薬部外品を取得しており、効果効能をうたっても良いとされている製品です。高濃度炭酸泉と同レベルの炭酸が入り、毛細血管の働きを良くすると実証されています。
１剤と２剤を混ぜることで炭酸ガスが発生し、モコモコの泡状パックに。
顔に塗ると周りがサランラップのように固まって、炭酸を閉じ込めます。最後はペロッと剥がすだけでオフできる仕様になっています。
◎マジョール 薬用SKIN CLEAR（10回分/16,500円）
連続使用で
しなやか血管美人
肌のたるみやゆるみ、衰えを感じたとき大切なのは、すぐにこってり濃厚な成分を入れようとするのではなく、はじめにそれを受け入れるための土台をつくること！
成分がきちんと力を発揮するためには、まず真皮層で酸素と栄養を運ぶ役割をする毛細血管を元気にする必要があります。
炭酸泉同様、炭酸パックも習慣にして繰り返し使用することで、血管が収縮・拡張を繰り返してしなやかで太く強くなっていきます。
スペシャルケアとして使用するのではなく、できる限り毎日連続して使用してみることがおすすめです。
自分の年齢分、まずはチャレンジしてみてください！
炭酸パックで肌がいきいきしてきたら次は、そこにどんな美容液を入れるべきか考える段階。
お肌の理論も学びつつ、効果的で効率的なエイジングケアをしてまいりましょう♪
記事監修：
レイテノール オーナー
杉山奈津子
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