生活習慣を変えると健康になる、薄毛が良くなると聞いてもなかなか習慣を変えることって難しいですよね？
でもどうでしょう。身近な人が生活習慣の乱れによって病気になったと考えたら…。
悲しいですよね。習慣を変えることで防げたかもしれないことを、そのまま同じことを繰り返した結果、病気になってしまうことを考えたら。
ご自身も同じです。防げたのにそのままにして病気になったら、周りの方々はきっと悲しむと思います。
皆さんの生活習慣がすべて悪いわけではありません。もしも、改善すべき点が当てはまれば、その部分を変えていただければと思います。
生活習慣の乱れをなくすことで薄毛・抜け毛にお悩みの方々がまた一歩、健康な髪に近づいていただければ幸いです。
ただ、生活習慣をただすことだけが抜け毛予防や発毛につながるわけではありませんが、生活習慣の改善はとても大切なことなのです。
髪は私たちにとって一生のパートナーです。髪を大切にすることで心も豊かになります。
なぜなら、おしゃれをしたり、美容院に行くのが楽しみになったり。キレイになって、人から見てもらうことを嫌がる人は少ないと思います。
そうです、ずっと元気な髪を維持するために生活習慣の改善は不可欠なものなのです。
「生活習慣」の定義とは？
そもそも、生活習慣って、何？とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わかりやすく言い換えれば、日常生活において決まりきった行いのことです。
睡眠→起床→活動→睡眠
大体はこんな感じで一日の生活サイクルを過ごしている方が多いのではないでしょうか。このリズムを変えるわけではなく、中身を変えることが重要なことです。
睡眠の「質」が
髪の毛の健康を左右する
まず大切なのは睡眠の質です。ただ長い時間、睡眠をとればいいということではありません。
量も大事ですがなによりも質が大事です。
睡眠の質を高めるのに大事なことをお伝えします。
その１…暴飲暴食・刺激を避ける
就寝する約2時間前には飲食は避け、スマートフォンやテレビなどの光が強いものを見るのは避けましょう。
寝る前の飲食は内臓に負担をかけます。そして目から入る光の刺激は交感神経を高め、睡眠の質を落とします。
もしも、飲酒される場合は飲みすぎに注意してください。寝る前のお酒はよく眠れると勘違いしていませんか。寝る前のお酒は、眠りを浅くしてしまい、逆効果になってしまいます。飲酒されるのであれば、就寝前ではなく食事の時にたしなむ程度が理想的です。
その２…ゆっくりと入浴する
睡眠の質を高めるために必要なのが入浴です。シャワーで済ましてしまうのではなく、少しぬるめ（39～40度が最適）の湯船に15分程度、浸かることが大切です。
熱すぎるお湯に入浴すると交感神経（活動モード）が反応してしまい、緊張モードが優位になる為、睡眠を妨げてしまう可能性も出てきてしまいます。
ぬるいお湯に15分浸かることによって、副交感神経（休息モード）の働きが良くなり、睡眠の質を高めてくれます。
入浴後にコップ1杯のお水を飲みましょう。入浴で失われた水分補給だけでなく、体の老廃物も出してくれる効果があります。
入浴の後は交感神経をなるべく刺激することなく、ゆったり過ごす意識をすることが重要です。
リラックスして就寝準備に入れば、きちんとした睡眠がとれます。毎日同じ寝起きをして規則正しい生活を送れば、睡眠の質を上げるだけではなく、自律神経のバランスも整います。
睡眠の質を向上させることは、自律神経のバランスをとるために必要不可欠なことです。
自律神経の副交感神経は成長ホルモンを分泌させます。副交感神経が活性化することで、筋肉が緩んで血管が広がり、心拍はゆっくり、内臓は活発になります。
血管が広がるので、栄養・酸素・体温が体の隅々に運ばれます。また、老廃物や疲労物質などの不要なものもスムーズに排出されます。
血管が広がることで、血流が増大し、発毛に大切な栄養分を運んでくれます。
副交感神経を優位にするために、ノンレム睡眠（深い眠り）が必要になります。眠りについてからの４時間は「睡眠のゴールデンタイム」と呼ばれています。
「睡眠のゴールデンタイム」に成長ホルモンは出続けるので、少なくとも4時間以上はぐっすりと深い眠りにつく時間がないと大事な成長ホルモンの分泌の阻むことになってしまいます。
睡眠が大切だということがお分かりいただけたでしょうか？
質の高い睡眠を目指し、健康な元気に発毛する髪を手に入れましょう。
次回は生活習慣を変える意識～２～をお送りします。
記事監修：
スーパースカルプ藤沢駅南口店
発毛技能士 谷 潤一
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