苦みが美味しい春野菜で
健康な身体づくり
こんにちは!スーパースカルプの高橋です。
健康な髪は健康な身体に宿るもの。
身体は口に入れた栄養でできていますので、日々の食事に気を使うというのは、髪にとってもとても大切なことです。
今日のご飯は何にしようかな、と迷ったときには、旬の野菜を食べるのがおススメです!
季節を感じられて美味しいだけでなく、旬の食べ物には、その時期に必要な栄養素が豊富に含まれています。
ということで、今回は今が旬の春野菜についてご紹介させていただきたいと思います。
春野菜を表すものとして、「春の皿には苦みを盛れ」ということわざをご存じでしょうか。
春には苦いものを食べよ、という意味です。
冬は身体が溜め込みモードなのですが、春は冬の間に溜まった不要なものを外に出し、一気に活動モードになります。
春野菜の苦みは解毒効果や排出効果がありますので、余分な熱や水分の排出をし、冬から春への切り替えを助けてくれるのです。
たとえば冬眠から目覚めた熊は、まず最初にふきのとうを食べると言われています。苦みのある山菜を食べることで、身体が春の訪れに気づき、冬眠からリセットされるのだそうです。
また春は気候の変動による寒暖差や生活環境の変化や人の入れ替わりなど、変化が多くストレスを感じがち。何となく気分が優れなかったり、そうかと思えばそわそわ落ち着かなかったりと不安定になりやすい時期です。
心身に不調を感じているとき、食べ物を変えることで身体も変わっていきます。
食べ物で調整すると負担が少なく、季節の移り変わりに対応した健康な身体づくりに役立つのです。
栄養価&美味しさMAX!
春野菜の効果
それでは春が旬のおススメ野菜をご紹介します♪
◎筍
繊維質が豊富で腸内環境を整えます。
◎菜の花
少し苦みがあり、解毒効果が期待できます。
◎アスパラガス
アスパラギン酸が含まれますが、栄養ドリンクの成分になるほど疲労回復効果が高く、免疫力アップも期待できます。ビタミンも豊富です。
◎トマト
トマトは夏野菜と思われがちですが、食べごろは春から初夏。生育が早く、出荷量が増えるのが夏です。味の旬は春、量の旬は夏といわれます。
春は生育に時間がかかるので味が濃く甘みが強い、トマト本来の美味しさが楽しめます。
春は肝臓に負担がかかりがちな時期でもあります。これはストレスと関わりが深い臓器が肝臓のため。肝臓の機能を助けるのは酸味なので、トマトの他に梅を食べるのもおすすめです。春の食材ではほかにイチゴ、夏みかんもおすすめです。
春が旬の野菜は香りが強いものも多いですが、明日葉やセリ、セロリなどの香りには精油成分のテルペン類が多く含まれています。
血行促進や抗酸化作用、ストレス緩和などに効果があります。セロリはカリウムも豊富に含まれ、むくみ防止や血圧降下作用も期待できます。
そして、春と言えば年中出回っている野菜でも頭に「春」「新」が付いて売られる時期でもありますよね!
新たまねぎ、新じゃが、春キャベツに春ニンジンなどなど。
柔らかさや甘味が増し、生のままサラダで食べても手間なく美味しいです。これらも栄養素が特に高くなっているのでおススメです。
◎にんじん
βカロテンが豊富に含まれ、免疫力の強化やアンチエイジングに役立ちます。玉ねぎの辛味のもとは硫化アリルですが、これは疲労回復や殺菌効果、血液をサラサラにする効果があるといわれています。
◎キャベツ
ローマ時代には貧乏人のクスリと呼ばれていたほどで、胃壁の粘膜を丈夫にし、消化を助けてくれるビタミンU、食物繊維とビタミンCも豊富に含まれています。
◎卵
一年中安定して手に入る卵ですが、実は春が旬の食べ物です。
鶏は一年中卵を産み続けてくれますが、もともとは暖かな春に向けて産卵の準備をするしくみを持っています。そのため春は味が濃厚になるといわれています。鶏は暑さに弱いため、夏は少し水っぽくなるようです。
毎日の食事選びから
育毛は始まってます!
繰り返しますが、健康な髪は健康な身体に宿るもの!
まずはしっかりと食事から栄養を摂取することが、発毛においても基本中の基本中の、基本なのです!
栄養満点の春野菜で、不安定になりやすいこの時期も健やか元気に過ごしましょう^^
苦みは身体を整える効果も高いですが、一度に摂取すると刺激が強くなり、お腹を下す場合もありますので、適量を数日かけて取り入れるのがより効果的です。
季節の訪れを野菜の味や香りで感じ、身体にやさしい料理をぜひ楽しんでください♪