【うねり髪対策】湿気でまとまらない髪…毎日のケアで心掛けるべき「うねりケア」

こんにちは!スーパースカルプ藤沢駅南口店の高橋です。

気づけばもう5月も終わり、梅雨が目前に迫ってきました。
梅雨といえば湿気。髪が広がったりうねったり、毛先だけはパサついたり、まとまりづらい時期がやってきます。

髪は顔の額縁、顔という絵を引き立てる重要なポジションです。ましてマスク生活で顔が隠れている今、髪の存在感は更に大きくなっていますよね。

うねりはどうして起こるのでしょうか?
うねりやパサつきに負けないためにはどんなケアが必要なのでしょうか?

うねりの原因と対策についてお伝えをしていきます。

髪がうねる原因の一つが、頭皮の毛穴のたるみです。

加齢によって顔の筋肉が衰え、たるんでほうれい線が目立ってくるように、頭皮の筋膜も衰えてきます。すると髪の根元を取り囲んでいる毛穴が緩み、丸から楕円形に変わります。ピンと張った丸い毛穴からはまっすぐな髪、緩んで楕円形の毛穴からはうねったりクセがついた髪が生えるのです。特に耳のまわりやえりあしは皮膚がたるみやすく、うねりが目立ちやすいです。
気になってもみあげだけくるくると巻いているなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

うねる原因のもう一つは、髪のダメージです。

髪はタンパク質でできていますが、水になじむタンパク質(親水性)と、水をはじくタンパク質(疎水性)の二種類が存在します。主に髪の内側で親水性タンパク質が水分を閉じ込め、外側では疎水性タンパク質が表面をコーティングしているのが健康的な髪です。

シャンプーのCMで見るような、キューティクルが整いツヤツヤしているのが、コーティングが万全の状態です。

余分な水分はキューティクルが弾いてくれるので、外気の影響も受けません。だから湿度の高い日もうねらないのです。
しかし髪がダメージを受けるとキューティクルが傷つき、親水性タンパク質に水分が入りすぎて膨らみ、うねります。

健康なキューティクルはウロコのようにすき間なく整列していますが、ダメージ状態ではウロコにすき間ができてしまうため、タンパク質が流れ出てしまい、表面がけばだってパサつきます。タンパク質が流れ出た後、髪の内部にはダメージホールとよばれる空洞ができますが、この状態だと非常に髪が乾きにくくなります。また、外気の影響も受けやすくなり、アイロンでくせを伸ばして外出しても、汗をかいたり湿度の高い場所に行けばあっという間にうねりが出てしまいます。

スタイリングが長持ちしないので、ドライヤーやアイロンを使う時間が長くなり、更にダメージを重ねてしまいがちです。

うねり毛は老化サインの一つともいわれます。元々くせ毛だった方はダメージの有無に関わらず、以前より扱いにくさを感じることも。


頭皮の引き上げ&栄養補給で
毎日できるたるみケア

頭皮のたるみと髪のダメージが原因でうねる髪。
対策するには、頭皮の引き上げとダメージ補修が必要です。

毎日のケアでできるうねり対策を3つ、ご紹介いたします!

①シャンプーやドライヤーをするとき、下から上に持ち上げるように頭皮を動かす
▷頭皮を引き上げ、たるみを防ぎます。

②シャンプー後はしっかりタオルドライして、早めにドライヤーで乾かす
▷濡れた髪はダメージを受けやすいので、濡れたまま放置するのは絶対にNG。お風呂上りはまずタオルで水気を切り、すみやかにドライヤーで乾かしましょう。
表面がなんとなく乾いたと思っておしまいにしても、後から触ってみるとまだ内側が濡れているということ、ありますよね。しっかりと乾かすため、風は根元を中心に当て、乾かし切りましょう。
洗い流さないトリートメントをつけてからドライヤーをかけると、キューティクルの代わりに表面に膜を作ってくれます。
トリートメントについてよく質問をいただきますが、毛根や頭皮ではなく、中間~毛先に付けるのであれば使用しても髪の成長に問題ありません♪

③ヘナで内部補修
▷スーパースカルプでは、ヘナを使ったトリートメントをおすすめしています。髪を傷めず白髪を染めることができますし、汚れを取り除く効果で頭皮もきれいになり、頭皮環境を整えることで発毛が期待できます。
そのうえ、ヘナは髪の内部にできたダメージホールを埋めてくれるので、強度が上がります。表面のキューティクルを引き締め、髪表面の疎水性が戻ります。2~3回繰り返すことで、ダメージがかなり補修されます。
洗い流さないトリートメントがファンデーションだとすれば、ヘナは化粧水です。表面を整えるのではなく、土台を作ってくれます。

うねりの時期、なかなかヘアスタイルが決まらないのは梅雨の憂鬱の一つですよね。
大切なのは、頭皮のたるみケアと、毎日しっかり乾かすこと!

湿気に負けない丈夫なさらツヤ髪を育てましょう♪

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