お読みいただきありがとうございます!
レイテノール通販の戎谷と申します。
最近とっても暖かくなってまいりましたね^^
藤沢では
ダウンや厚手のコートを着ている人を見ることが
だいぶ少なくなってきたように感じております。
前回は美肌に必要な
「うなはだけつ」と「クレンジング」について
様々な種類があり、それぞれのメリット・デメリットを
ご紹介させていただきました。
そんな中でも今回は誰もが聞いたことはある
洗浄成分、界面活性剤について
お話しさせていただきます。
「界面活性剤とは何なのか」
「どういうところが肌トラブルにつながるのか」
詳しくお話しさせていただきます!
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そもそも界面活性剤とは?
まず、界面活性剤とは、水と油のような
本来混じり合わないものを混ぜる働きをもつ成分
のことです。
界面活性剤は
化粧品や医薬品、洗剤や石鹸、シャンプーなど、
私たちの身近にある様々なもの、
主に洗剤系に使用されています。
特徴としては
・汚れを落とす
・泡立てる
・乳化させる
・保湿
などの様々な役割があり、
洗剤や化粧品などには欠かせない成分です。
ですので、
一般的に販売されている化粧品のほとんどは
「水+油+界面活性剤+美容成分」で出来ています。
なんとなく、界面活性剤と聞くと
悪いイメージしかないと思いますが、
界面活性剤にも種類があり、
全てが悪いわけではありません。
肝心なのは界面活性剤の種類です。
「天然界面活性剤」
と
「合成界面活性剤」
界面界面活性剤には大きく分けて
「天然界面活性剤」と
「合成界面活性剤」の2種類があります。
「天然界面活性剤」とは、
天然物質としてもともと自然界にある界面活性剤
のことです。
例をあげると、
牛乳などの乳製品に含まれるたんぱく質の一種
「カゼイン」や、
卵黄や大豆などに含まれている
「レシチン」などがあります。
一方で、「合成界面活性剤」とは
人工的に化学合成された界面活性剤
のことです。
人工的に改良を重ね、
合成して作られているので
洗浄力が高いものが多くあります。
「天然系合成界面活性剤」
と
「石油系合成界面活性剤」
さらに、合成界面活性剤は
ココヤシなどの天然の原料から作られている
「天然系合成界面活性剤」と、
石油系の原料から作られる
「石油系合成界面活性剤」に分けられます。
石油系合成界面活性剤が
配合されている化粧品も多く、
肌の弱い方や乾燥肌の方は
トラブルの原因になることもあります。
また、天然由来の界面活性剤と比べると、
石油由来の合成界面活性剤の方が
肌に残りやすいため、
肌への負担が大きいです。
油がもたらす影響
オボディーソープもオイルクレンジングも
保湿クリームもメイク品も油です。
どの油も必ず酸化します。
肌に残った油は、やがて過酸化脂質になり、
毛穴の黒ずみやくすみの原因になることがあります。
さらに、洗浄力が強いので、
たんぱく質まで分解する性質がある
ともいわれています。
肌や髪はたんぱく質でできているので、
石油系合成界面活性剤を含む
化粧品を毎日使用することにより、
肌のバリア機能を破壊し、
同時に強い殺菌作用でお肌を守ってくれる
皮膚の常在菌を減少させてしまうんです。
バリア機能が破壊されると、
外部刺激からお肌を守ることができず、
紫外線などのダメージを受けやすくなってしまい、
シミや乾燥、シワなどトラブルの原因になります。
また、
石油系合成界面活性剤が配合されている化粧品は、
皮膚への浸透性が高く、美容成分が肌に
浸透しやすくなる効果があるのですが、
同時に石油系合成界面活性剤の
有害な物質までも肌の中に取り込んでしまい、
肌トラブルの原因になる可能性があります。
まとめ
石油系界面活性剤は
高い洗浄力
・人工的に改良が重ねられていて
洗浄力が高いものが多い
・髪や肌などのタンパク質まで分解する性質がある
高い浸透性
・皮膚への浸透性が高く、
美容成分が肌に浸透しやすくなるが、
細胞を傷付けながら浸透する
・バリア機能をも破壊し、
有害物質の浸透を防げない
高い残留性
・肌の中で分解されにくいため、蓄積する
・残った油が酸素に触れることで、過酸化脂質になり、
毛穴の黒ずみやくすみの原因になってしまう
比較的安価
・天然由来の油分ものに比べ、
安価で手に入りやすいため流通しやすい
これらによって、
石油系界面活性剤を成分とした化粧品は、
バリア機能を破壊し、肌を守る常在菌を
減少させてしまうためダメージを受けやすく、
シミや乾燥、シワなどトラブルがある
お肌になってしまうのです…!
汚れを落とす為には界面活性剤は必要です。
ただその種類にさえ気を付けていれば、
お肌トラブルも怖くはありません。
水溶性ジェルクレンジングは
石油系界面活性剤不使用です!
クレンジングを油から水に変えることで、
油を乗せずに油を落とすことが出来るため、
肌自体に油が残りにくくなります。
また、汚れを浮かせて落とすので
肌への負担が少なく済みます。
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と、ここまで長々とお話ししましたが・・・
実は水溶性ジェルクレンジングでも
お肌に合わない人がいないわけではありません…。
多くの方にYouTubeを見ていただき、
ジェルクレンジングを使ってくださいました。
クレンジングを変えるだけでお肌が変わることを、
実感していただけたお声もいただきました。
ただ、
使ってくださるお客様が増えれば増えるほど
”ジェルクレンジングでも肌に合わなかった”
というお声をいただくこともありました。
みんなが使えるクレンジングはないものか…
肌質問わずに使えて、
汚れがちゃんと落ちて、
安心安全な、そんなクレンジングはないものか…
オーナーの杉山含め探しに探して・・・
そこで辿り着いたのが「皮膚常在菌」という存在です。
大変長くなりましたが、
次回は
そして辿り着いた皮膚常在菌についてお話します!