【エステ豆知識】浸透率アップ!3種の美容液導入機の違いって?

監修:杉山奈津子

施術に必須の美容液導入機

今回は、少々マニアックな美容マニアさん向けのコラムです!
美容液の導入に使われる機械と言えば、イオン導入機、超音波導入機、そしてエレクトロポレーション、、、ですがこの3つを全て備えているサロンはそう多くはありません。
(ちなみに、レイテノールではこの3台、しっかり備えておりますよ☆)
エステの施術では必須アイテムとなる美容液導入機ですが、ひとえに導入機と言っても、スペックも全然違いますし、また何よりお値段も段違いです(^^;)
 
手で美容液を塗布するのと比べて、サロンでの専用機器による美容液導入の浸透率はどのくらい違うのでしょう・・・興味津々ですよね!
 
では、解説していきましょう。

《イオン導入機》

家庭用としてでも簡単に比較的安価に手に入れることができるのでお持ちの方も多いかと思います。
イオン導入用にイオン化された溶剤を、電気のプラス(+)とマイナス(-)の作用を利用して皮膚の内部に浸透させていく技術です。
ただ、そんなにハイスペックではないので、水溶性で分子量のごく小さい溶剤しか実質入ってはいきません。
代表的な溶剤としては、ビタミンC、プラセンタ、トラネキサム酸などです。

《超音波導入》

イオン導入と同じように美容液を導入できますが、こちらは超音波を使うので溶剤をイオン化する必要がなく、また水溶性のほかにビタミンAのような油溶性の溶剤も導入することができます。
ただ、分子量はそんなに大きいものは入らないので、イオン導入同様入れ込む溶剤に制限が出ます。

《エレクトロポレーション》

電気穿孔法といって、医療の分野での治療法として研究が進められてきた手法です。
特殊な電気パルスを通すことで、肌の細胞間に微細な隙間を開けることによって、分子量の大きい美容成分も基底層、真皮層にまで届けることができます。
注射などハリを使わず成分を浸透させられるので、「ノンニードルセラピー」とも言われています。
肌を一切傷つけないのでダウンタイムやリスクもなく、コラーゲンやヒアルロン酸、グロースファクター、そして今最も注目されている「ヒト幹細胞培養液」なども浸させることが可能です。
ただ注意も必要で、この手法を使うとどんな成分でも入っていくと言われているだけに肌に入れたくはない成分が溶剤に含まれていると逆に負担になったりトラブルになったりするので、入れ込む溶剤の信頼性が非常に重要になってきます。
石油系合成化合物や、防腐剤としてのパラベンやエタノールも、入っていないものを厳選して使用するのが大事です。

浸透率を極めるなら
エレクトロポレーション

これらの美容機器を使うと、浸透力はどのくらい上がるのでしょうか?
 
イオン導入や超音波導入は手やコットンで付けたときの30倍~50倍
そして、エレクトロポレーションはイオン導入機などのさらに20倍の浸透力がある、と言われています。
 
欲しくなっちゃった~という方のために書かうの相場もお伝えしておきますね。
イオン導入機はピンキリで、お安いものなら数千円で購入できます。(安くてもそこそこいいですよ)
超音波導入機は安いものなら3~5万円、複合機になると10万円前後になります。
 
で、エレクトロポレーションはというと、家庭用の出力が弱いものでしたら10万円前後、業務用のものになってくると100万円前後と一気にお高くなってしまいます。
レイテノールでも数年前に幹細胞培養液が世の中に出始めた頃、どうしてもこの機械を手に入れてたくて、どうしてもこの機械で幹細胞導入をしてみたくて、
めっちゃくちゃ思い切ってこれに100万円を投資いたしました~(T0T)
そして誕生したのが「幹細胞美容液導入コース」です!
都内でこれと同じコースをしようと思ったら一回3万~4万円くらいは取られます。
レイテノールでは12000円(税別)ですので、あまり大きな声では言えない隠れた絶品コースになっておりますよ
是非皆さま一度はお試し下さいね☆
 
サロンでお待ちしております(^-^)/


記事監修:
レイテノール オーナー
杉山奈津子

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mail:fujisawa@raytenor.jp

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