梅雨真っただ中の今日この頃・・・。
皆さん、身も心もしめっぽ~~くなっていませんか?
そもそも、梅雨時期になると、天候とともに気分が滅入るものですが、科学的に見ても梅雨時期の低気圧は自律神経の乱れを引き起こし、頭痛、むくみ、だるさ、倦怠感、不眠・・・などの原因になることがわかっています。
梅雨鬱、梅雨むくみ、梅雨だる・・・と梅雨にまつわるいや~な言葉もたくさんあるように、この時期はみんな心と体の調子が狂って悩んでるんですよ。
そんな皆さんに、このむくみや鬱っぽい症状を一掃しちゃう意外な方法をお教えしますね♡
ストレスホルモンを
洗い流す情動の涙

それはね、「泣く」ことなんです。
実は、泣くことって、副交感神経が優位に立っているときにできる行為なんですね。
1番副交感神経が優位に立っているのは寝てるとき。
それに次いで、泣いてるときが2番目に副交感神経が高いんです。
そもそも、交感神経が高いときって、
今、戦闘態勢で緊張感がマックスになってるぞーーって時に、ボーボー涙を流す人っていないんですね。
すごく緊張してるとき、めちゃくちゃ辛い、痛い、苦しい、
交感神経が優位に立っているときは、腎臓のナトリウム排出抑制がかかって体内のナトリウム濃度が上がります。
その時に出る涙は量も少ないのですごくしょっぱいんですね。
その反対に、感動して心が揺さぶられるとき、嬉しい、悲しい、切ない、など、感情が突き動かされて出る涙のことを「情動の涙」というんですが、そういうときって、ものすごく副交感神経が優位になっているときなんです。
副交感神経のテリトリーでは、腎臓のナトリウム排出抑制がかからないので、体内のナトリウム濃度は変わらずそこに持ってきて、ボーボーと大量にあふれ出てくるので、本当にさらさらとした済んだ
涙なんです。
こうゆうときって、ひとしきり泣いた後はすっきりします。
なぜかって、人間のからだってほんとにうまくできてるなぁ~って思うんですが、この副交感神経下にあふれ出る涙の中には、コルチゾールというストレスホルモン(イライラの元)がたくさんふくまれているんだそうです。
だから泣くことによって、文字通りストレスを洗い流してくれるんですね。
心の傷を癒す涙の回復力

さらに面白いことに、この涙の中には、エンドルフィンというホルモンも混ざっているんですが、このエンドルフィンは別名「幸せホルモン」と呼ばれていて、このホルモンが脳内に出ると多幸感を感じるんですが、エンドルフィンには傷を癒す働きもあるんです。
物理的な傷もさることながら、心の傷も癒す力があるんですよ。
だから、
感動しませんか??
何か辛いことや悲しいことがあって、泣きたい!
思いっきりボーボー泣くんです。
そうすると、コルチゾールとエンドルフィンが体の中のいろんなものを洗い流してくれます。
副交感神経が優位に立つことでよく眠れます。
食欲もわきます。
なんだか気持ちも軽くなり、当時に、むくみも解消されていきます。
そして、泣いたときに目が腫れない方法もお伝えしておきますね!
泣いた翌朝目が腫れるのは、目をこするからなんです。
ですので、極力こすらずによく冷やしてあげてください。
目頭にある清明のツボや、黒目の真下にある承久のツボ、
この時期のみならず、心と体のむくみをため込んじゃったなぁ~というとき、不眠など自律神経が乱れてるなあと思った時など、是非、涙の魔法で自分を助けてあげてくださいね!!