【女性の髪悩み】ホルモンの乱れ・減少による薄毛、できる限りの対策を!

男女で異なる薄毛の理由

最近テレビを見ていて気付いたのですが、そういえば、キレイな髪なら女性がメイン、薄毛のことなら男性がメインのCMが多いですよね。
普段テレビをあまり見ないので、それがすごく気になりました。

普段から目にされていたら、当たり前に感じてしまうかもしれませんが、果たして髪のこと、薄毛で悩むのは、本当に男性だけでしょうか?

私の考えですが、女性の方も多く悩まれていると思います。人数の比率はともかく、悩みは同じだと思います。
私が携わらせていただいているお客様は女性が多く、皆さん髪の毛に悩みを抱えています。
やはり一番の悩みは、「最近薄くなってきたような気がするので改善したい」です。

薄毛に悩まれていて、改善したいと考えている方は多いです。男性も女性も関係ありません。
ただ、薄毛にはホルモンが関係することも多く、薄毛の「原因」には、男性ならでは・女性ならでは、というものがあります。
なぜ薄毛になってしまうのか?
今回は女性の薄毛、女性ホルモンと薄毛の関わりについて書こうと思います。

2種の女性ホルモンと
薄毛の関わり

卵巣から分泌される女性ホルモンには、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類があります。
なかでも薄毛と関係があるのがエストロゲン
別名「成長ホルモン」とも呼ばれる、女性らしい体をつくるホルモンで、髪や肌を健康に保つために役立ちます。

髪の成長促進につながっているため、減少したり、乱れてしまうと薄毛の原因に。
減少の主な原因は加齢です。
女性ホルモンは10代から30代をピークに、徐々に分泌量が減少し始めます。そして55歳前後で閉経が始まると血中濃度が大きく下がり始めるため、更年期以降に薄毛が目立つというのは、ホルモンの影響だと考えられます。

また、出産後に髪が抜けてしまう、分娩後脱毛症と呼ばれる症状の方もいらっしゃいますが、こちらは妊娠中にエストロゲンが増加して、産後それが一気に元に戻るため、ホルモンバランスが乱れて起きるものです。
自然症状で、一時的なもののため多くの方は時間が経てば元に戻ります。

生活習慣の改善が
薄毛予防の第一歩

女性ホルモンのバランスの乱れは、加齢や出産だけでなく、日々のちょっとしたことの積み重ねでも生じます。
よく挙げあれるのは、生活習慣や過度なダイエット、ストレスなど。

これらは意識することで避けられる要因です。
健康な髪の毛を手に入れるためにも、まずは女性ホルモンを整える生活習慣を送りましょう。食生活、運動、入浴、睡眠、喫煙、飲酒などの見直しが大切です。食生活においては、女性ホルモンのもととなるコレステロールを補うために、肉・魚・乳製品・卵といった動物性たんぱく質や、エストロゲンと同じ働きをする大豆・納豆・味噌・豆腐などの植物性たんぱく質を取り入れることがおすすめです。
とはいえ、一つの食材に偏らないよう、バランスの取れた食生活が大前提です。心当たりのある方はぜひ、自分に不足している栄養素や、逆に摂りすぎてしまっているものを、少しずつ見直していきましょう。

運動では、軽いウォーキングやストレッチなど、できることから。
自律神経の働きもホルモンバランスと密接な関係にありますので、「自律神経を活性するため」の適度な運動をしていきましょう。
同じく自律神経を整える入浴や睡眠の習慣も必須です。

喫煙や過度な飲酒・ダイエットは、女性ホルモンの分泌を低下させます。
喫煙される方で、薄毛が気になっていらっしゃる場合はまず禁煙することを私はお勧めします。
飲酒やダイエットは、ほどほどならば良いですが、度が過ぎると心身ともに負担がかかってしまいますので、無理のない程度に。



髪の毛のために、こんなにやらなきゃいけないの!?と思うと大変なことに感じるかもしれませんが、これらの習慣は体全体の健康にもつながっています。
もしも生活習慣が乱れていると自覚されている方は、ぜひ少しずつでも良いので改善してください。ストレスを過度に感じている方は、ご自身に合ったストレス発散方法を見つけ、なるべく溜め込まないようにしていきましょう。

ホルモンバランスを整えることは、髪の毛にとって大切なことだと、伝わったでしょうか?
いつまでも健康で元気な髪の毛と過ごすために、髪の毛に良いことをすすんで行いましょう!

記事監修:
スーパースカルプ藤沢駅南口店
発毛技能士 杉山巨樹

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