【偉人に学ぶ】美容を極めるための心構え|孫氏の名言に乗せて|

記事執筆:杉山奈津子 

敵を知り己を知れば百戦危うからず
 
有名な孫氏の言葉ですよね。
こんな言葉、美容と何の関係があるの??
と訝しがる方もいらっしゃると思いますが・・・(^^;)
実は関係大ありなんです。
美容どころか、私、思うんですが色んな意味でこの言葉ほど現代の情報社会においてガツンと響く教訓はないんじゃないかなと・・・。
 
事の発端からその理由を語りますので、遠回りにはなりますが後から孫氏の教訓に繋がってまいりますのでご興味のある方は是非最後までお読みくださいませ。
 
先日、お客様との会話の中で旦那様が薄毛を気にしてAGAクリニックに行かれたお話しになりました。
頭皮に直接注射を打って発毛させますよっていうHARG療法っていうのがあるんですが、その施術のカウンセリングに行ったようです。
注射となれば、これはまさしくお医者様でなければできない施術。
それはそれはすごい効果を期待できると思ったらしいです。
まぁ、そのお値段も天井知らずなんですが・・・。

あるクリニックでは、HARG療法施術6回、メンテンナス2回、経過観察1回の基本コースで1,200,000円とHPにありました。
こういう場合、ほぼほぼ基本コースで終わるわけないし、オプションでまた色々つけられるんですよね。
一度はじめると引き際が大変難しいと言われる発毛治療。
間違いなく数百万円単位のお金がかかります。
でも100歩譲ってHARG療法だけでふさふさになるのでしたら、お金をかける価値もあるかもしれません。
しかしながら(たぶん)十中八九お薬の併用を勧められます。
発毛薬で有名な「フィナステリド」「ミノキシジル」です。
このお客様の旦那様も、案の定最終的には「薬を服用しての施術」と言われ、信用できなくなり勧められたコースをお断りして一旦帰ってこられたそうです。
実に賢明なご判断でした。
 
この二つはですね、薬ですので生えますよ。
生えますけれども、薬ですのでもちろん副作用もありますよね。
それに薬のチカラが及ぶのは飲んでいる間だけです。
やめればまた抜けてきます。
実際のところお薬で生やすのがAGAの治療ですが、投薬だけだと儲からないので高額でクリニックにしかできないもので何か施術を作ったのだと、私は思ってしまいます。
男性型脱毛症は遺伝的・体質的要素もありますので、時としてお手入れだけでは難しい場合もあり薬の服用に頼らざる得ないときもありますが、
でも女性は別です。

女性はお薬はダメですよ!

そんなものに頼らなくても正しい知識と手段で薄毛は必ず改善されていきます。
女性の薄毛は、血行不良と冷え性、カラーリング、シャンプーなどの石油系合成化学物質によるダメージの蓄積です。

美容クリニックもそうです。
たるみが気になって行ったとして、たるみのメカニズムを何も知らなければ、顔に糸を入れましょう。と提案されればそれが真実の一択かと思ってしまいます。
たるみに糸を入れても顔は吊れません!
仮に一時的に少しリフトアップしたかな~・・と思っても、すぐに元に戻ります。
なぜなら顔のタルミは細胞の老化が原因だからです。
もっと細かく言うと、真皮のタルミハリのなさは細胞の老化。
ぶるんと下がってきた顔のタルミは筋肉の衰えです。
このメカニズムを知っていれば、衰えた細胞や筋肉を糸で引っ張ろうと思っても、細胞は衰えたままだから根本的な解決にはならないことがお分かりになると思います。
この糸リフト手術だけは、本当に後々後悔する方が多いので、警鐘を鳴らしたいのです。

美容は情報との戦いです。

敵を知り己を知る。
 
まずは薄毛の原因、お肌の機能を知ることから始めましょう!
血管を強くし、きれいな血液がバンバン流れて、細胞の隅々にまで酸素と養分を届けられる体と皮膚を作る努力をしていきましょう!
そのためには、何が必要で何が不必要かを見極めて、正しいお手入れをしていきましょう!
 
お手入れの方法でプロのお知恵を拝借したい時は、その人が本当に親身になってくれる人かどうかを見極めてお付き合いして下さい。
私たちも皆さんのお眼鏡に適うよう、相談相手に選んでいただけるように知識と技術を磨いて頑張ります
 
「敵を知り己を知れば百戦危うべからず」
 
この教えには続きがありまして、
 
「敵を知らず己だけを知れば一勝一負す」
 
「敵も知らず己も知らざれば戦う毎に必ず危うし」
 
相談相手をよく見極めず、自分の事にも無知過ぎると、「戦う毎に必ず負ける」そうです。
 
紀元前500年も前の孫氏の教えは、数千年経た現在にも素晴らしい教えです。
情報が溢れていてもう何が何だか分からなくなってきますが、そんな時この言葉を思い出して迷子にならないようにしていきましょうね!


記事監修:
レイテノール オーナー
杉山奈津子

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