【2つのヘナ】スカルプとリセラのヘナは何が違う?特徴を解説

スカルプとリセラ、
どっちのヘナを買うべき?

年を重ねるとなかなか避けられないのが白髪染め
白髪が出るのは仕方がないですが、それを放置しておくか…と言われると、見た目的にも気になって、カラーリングしたくなりますよね。

ただ、ヘアカラーというのは強い薬剤をべったりと頭皮にも付着させるので、どうしても刺激になるんです。
特に女性の場合、薄毛の主な原因となるのは「頭皮への刺激」と「血行不良」。白髪染めの刺激が繰り返し頭皮にダメージを与えることで、炎症を起こし髪に悪影響を及ぼしている例は多々あります。

そこでおすすめなのがケミカルな薬剤ではなく、植物由来の染料を用いる「ヘナ染め」。天然の原料なので頭皮に優しく、トリートメント効果、髪質改善効果もあるという素晴らしい染料です。
スーパースカルプで扱っているヘナを何度かレイテノールの動画でもご紹介させていただき、今やたくさんの方にご愛用いただいています。

しかし、よくご質問いただくのが、同じく取り扱いのある「ドクターリセラ」のヘナはどうなのか、ということ。
スーパースカルプのヘナは、実はヘナだけだとオレンジ色に染まりあがってしまい、そこにさらに別の植物染料「インディゴ」を入れることで、茶~黒の色合いになるんですね。2回染める必要があるんです。
一方リセラのヘナは1回で茶色に染まる

これってどうしてなの?

と疑問を持たれる方が多いようなので、今回は両社の製品の特徴について、ご紹介します。

スーパースカルプ
「ヘナシリーズ」

◎メリット:色持ちが良い
◎デメリット:時間がかかる

―製品情報
スカルプのヘナは国際的なオーガニック認証を2つ取得しており、不純物が非常に少ないとても良質な製品です。

ヘナ(オレンジ)・インディゴ・アムラ・ミックスハーブの4種があります。
白髪染めに使うのはオレンジとインディゴだけで、残りのアムラとミックスハーブには、色を染める効果はなく、ヘアトリートメントとしての役割があります。

―白髪染めの特徴
スカルプのヘナで髪を染める際は、
①ヘナ(オレンジ)で染める
➁一度洗い流して、インディゴで再度染める
2工程があります。

10分ほどで染まりあがるケミカルなヘアカラーとは違い、どちらの工程も1時間程度の放置時間が必要なので、デメリットとして「時間がかかる」というのはこのためです。

ヘナ染めの原理は、髪の毛を構成するタンパク質「ケラチン」にヘナ(オレンジ)が絡みつき、その上にインディゴの深い藍色が乗っかることで、黒く染め上げます。
ヘナ(オレンジ)は言わばインディゴと髪の毛をくっつける接着剤。しっかりと絡みついていればいるほど、インディゴの色も長持ちします。「色持ちが良い」というのは、時間をかけて2度染めを行うためです。

―こんな方に向いてます
スーパースカルプは発毛サロンです。
髪の毛に特化した会社が開発しているからこそ、「髪(頭皮)に優しい」だけではなく、さらにその先の発毛・育毛を目指した製品です。
1回1回の手間は多いですが、

・定期的に白髪染めの時間を長く取れる
・ヘアケアの優先順位が高い

という方は、せっかくヘナをするのであればぜひこの良質なヘナをお試しいただきたいです!
1袋(100ℊ)あたり、ヘナは1,650円、インディゴは2,200円で、髪の長さにもよりますが大体2回程度は染めることができます。美容院でのカラーリングよりコストも抑えられます。

ドクターリセラ
「トリートメントヘナカラー」

◎メリット:色が選べる・短時間で染められる
◎デメリット:染まり具合・退色に個人差がある

――製品情報
「人にも地球にも優しい製品作り」を掲げるドクターリセラが販売しているヘナ。
オレンジ寄りの「オレンジブラウン」から濃いめの「ナチュラルブラウン」まで、4種の色合いを展開しています。
スーパースカルプのラインナップには、髪を染めるのではなくヘアトリートメントの役割をする「アムラ」「ミックスハーブ」もありましたが、リセラのヘナは商品名の通りヘアカラーのみとなっています。
ただ、オレンジブラウン以外の3色にはアムラとミックスハーブの原料の植物も配合されており、髪を染めながらトリートメント効果も得ることができます。

――白髪染めの特徴
リセラのヘナは、最初からヘナ(オレンジ)とインディゴが混ざっており、2つを混ぜるときの比率によって、4つの仕上がり色に調整しています。
最もオレンジに近い「オレンジブラウン」には、インディゴはなくヘナ(オレンジ)のみが使用されており、濃い茶色=インディゴの割合が多くなっていくということです。
また、初めから混ざっていることで一度染めで完結するので、「色が選べる」「短時間で染まる」というメリットはこれによるものです。

逆に、先ほどお話しした通りヘナ(オレンジ)の絡みつき具合でインディゴのもちの良さも決まりますので、混ぜた状態で染めるのと、一度ヘナ(オレンジ)だけを染めてからインディゴを染めるのとでは後者の方が断然色の入り具合も持ちも良くなります。
全員が全員色持ちが悪いと言うわけではなく、個人差はありますが、染まりの良さでいうとスカルプの2度染めの方が良いです。
一度染めだからこそのメリットとデメリットがあります。

―こんな人に向いてます
ドクターリセラはヘアケアに特化したわけではなく、全ての製品において肌に優しいものづくりをしています。
日常的なケアとして、
・化学的な原料を肌に触れさせたくない
・髪(頭皮)に良いものを使いたい
という場合、手軽に染められるこちらのヘナが良いかもしれません。

ヘナは2度染めが
おすすめです!

2つのヘナを比べてみて、ちょっと疑問。

リセラのヘナが「最初から混ぜてある」ならば、スカルプのヘナ(オレンジ)とインディゴも混ぜて使えるのではないか?

と、思いますよね。
もちろん、そのようにしても使えます。
ピッタリ毎回同じ色に染めるのは難しいですが、多少ならば混ぜる際のヘナ(オレンジ)とインディゴの比率によって、仕上がりの色を調整することもできるかもしれません。

ただ当店がおすすめしない理由としては、
ヘナ染めするなら、2度染めの方がいいから!
ということです。
時間が許すならば、きちんと染まりあがってストレスなく艶のある黒髪を保てる2度染めをしていただきたいです。

とはいえスカルプの2度染めが絶対正解ではなく、リセラのヘナを気に入ってリピートしてくださる方もたくさんいらっしゃいます。
仕上がり色を選んで使えるというのは、手を出しやすくていいですよね。
何においても個人差はやはりありますので、あくまで選ぶときの基準として、違いを知っておいていただけるといいなと思います。

化学的なヘアカラーは頭皮にたいへんなダメージを与えます。
残念ながら白髪でない髪を染めることはできませんが、白髪染めで定期的に美容院に通われている方、ご自宅でヘアカラーをしている方がいらっしゃいましたら、ぜひ試してみてください。

ヘナには頭皮に良いだけでなく、色んな素晴らしい効果があるんです♪
これからも良さを発信していきますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

記事監修:
スーパースカルプ藤沢駅南口店

お問合せはこちら:
tel:0120-315-236
mail:info@raytenor-hair.com

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