青色LEDに育毛効果あり!

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こんにちは。
スーパースカルプ発毛協会認定の発毛技能士、藤沢駅南口店の杉山巨樹です。
今まで知らなかったのですが、どこかのニュースで目につき知りました。
青色発光ダイオード(青色LED)の育毛効果。
LEDの作用は美容でも言われているので、色によって様々な効果があることは知っていました。
美容サロンではLEDを使用した施術は結構メジャーですね。
主に赤色LEDが使われますが、細胞活性をすると言われています。
実際、NASAによって宇宙空間においてLEDの光の実験が行われています。
1980年代からLEDを使い、宇宙空間で植物育成実験を重ねてきました。
植物は光合成によって育つので、太陽光でなくLED光でも育つのかの実験です。
実験は見事成功し、LEDによって光合成がなされしっかりと植物が成長することが認められました。
またそれだけではなく、傷の治癒、がんの症状緩和、うつ病の抑制など、人体へのLED効果も実証されるようになりました。
実験によって、皮膚のコラーゲン産生にも有益な特性を有することが発見されました。
美容サロンで赤い光を浴びるだけでお肌が綺麗になるのかな?と疑問に思っている方も多かったかもしれませんが、NASAお墨付きの技術なんですね。
さて、美容サロンでは、赤色だけではなく青色のLEDも使用しています。
ニキビの原因と言われるアクネ桿菌の滅菌作用があるという事で、ニキビで悩まれている方に使用します。
青色と赤色の作用の違いは何かと推測するにはまず光の波長を知る必要があります。
光の波長
光には波長が短いほど青や紫色に見え、逆に長ければ赤色に見えるという特性があります。
実は波長の短い光は散乱性が強く、長時間浴び続けると、「眼精疲労」や「自律神経の乱れによるホルモンバランス異常」等を引き起こす可能性がある事が分かっています。
青色LED(よく言われる「ブルーライト」)が目に悪いと言われるゆえんはここにあります。
このブルーライトによる人体への影響は、特に長時間、目の近くでブルーライトを浴び続ける事で起こります。
特に就寝前の2~3時間の間にブルーライトを浴びると、交感神経が過剰に刺激され、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が抑制される事が分かっています。
この睡眠不足は結果的に「集中力散漫」や「免疫力低下」に繋がる可能性があり、健康を著しく害する要因となる可能性があるのです。
また、紫外線の光はブルーライト以上に人体へ悪影響を及ぼす。
日中、目に紫外線を浴びる事で起こる「目の日焼け」は、視力低下や眼病、将来的には白内障や網膜剥離に繋がるとされており、特に春や夏等の紫外線が強い時期には、肌部だけでなく、サングラスやツバの長い帽子等で、「目の紫外線対策」をする事が極めて重要であるのです。
また別の実験では、小さな虫の強力な殺菌作用もあることが証明されています。
青色のリスクは大きいですね。
青色LEDについては、このような認識でしたので、今回このニュースを見たときは目を疑いました。
2017年の実験結果でそれから大きなお話は聞かないので、どうだったのでしょうか?


ナリス化粧品はこのほど、美顔器の研究開発の中で「青色発光ダイオード(以下、青色LED)」の育毛作用を発見した。その研究成果については、第35回日本美容皮膚科学会学術大会(7月29~30日)で発表され、優秀演題賞を受賞している。
近年、照明などが普及しているLEDの使用による人体への影響として、LEDからの光に含まれる「青色光(ブルーライト)」による目の疲労や生体リズムの不調、睡眠障害など間接的な障害が懸念され、企業や大学機関などで研究が進められている。
同社は、光による皮膚の細胞賦活機能を持つ美顔器の研究開発を進める過程で、青色LEDが、他の赤や黄、オレンジなどの光とは異なる肌への影響が確認されたことから、青色LEDに着目して研究を進めてきた。
研究では、青色LEDが体毛・毛髪の双方に育毛作用を示し、複数のタイプの薄毛改善作用を確認した。
薄毛に悩みのある人での6カ月間による実使用で、顕著な育毛効果が認められている。また、培養細胞を用いた検討を行ったところ、育毛作用における細胞増殖因子の一種であるHGFの発現促進が認められた。これにより、青色LEDの育毛(薄毛改善)作用は、HGFを介したものである可能性が示唆される。
同社は、今後も青色LEDの育毛作用について研究を進めていく考えで、「皮膚や毛髪における青色LEDの受光メカニズムや様々なタイプの薄毛悩みを抱える人に対する検討が課題になる」としている。
週刊粧業

注目するのはHGFという細胞増殖因子です。
細胞増殖因子、成長因子(グロースファクター)とよく言われると思いますが、髪の毛の成長に必要で有名な成長因子はIGF(インスリン様成長因子)。
IGFは知覚刺激によって増殖し、髪の毛に唐辛子が良いと言われるのもカプサイシンが胃を刺激してそれによってIGFが増殖し、発毛を促進することが実験で分かったからです。
あと、美容液なんかでよく聞くのはEGF(上皮成長因子)やFGF(線維芽細胞増殖因子)など
HGF(肝細胞増殖因子)は肝臓の機能回復に影響を及ぼしている成長因子として知られましたが、徐々に多様な生物活性作用があることが分かってきました。
そのHGFの増殖作用が青色LEDにはあるのですね。
人間の身体は奥が深いです。

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