□40・50代になって、これまでと同じ食事をしているのに太りやすくなった
□朝食はパン派
□ランチはパスタやピザ、ラーメン屋さんに行きがち
□量はそんなに食べてないのに太る
これら1つでも当てはまる方は、小麦依存になっている可能性があります。
小麦でできたものは多いですが、摂りすぎはダイエットのためにも肌のためにも、悪影響です。
小麦から作られる食べ物は、腸の働きを悪くし、細胞を糖化させます。
また、パンや麺などに含まれるグルテンは腸に穴をあけるため、どんなに甘くないものや、野菜と一緒に食べたとしても、太りやすい体を作ってしまいます。
さらに、腸は脳とつながっている(脳腸相関)ため、小麦の取りすぎが腸の働きを悪くする=脳の働きも悪くしてしまい、脳からの指令がうまくいかなくなります。そのためつい食べ過ぎてしまったり、食欲のコントロールができなくなってしまうのです。
特にパンは血糖値を急上昇させ、集中力が低下したり、体がだるくなったり、急な眠気に襲われたり…
小麦は体を冷やすため、小麦をとりすぎると、冷えた部分を守ろうとして脂肪は腰周りやお腹周りにつきやすくなります。
逆を言えば、腰周りやお腹周りに脂肪がついている方は、パンや麺が好きな方が多いのではないでしょうか?
今回は、小麦依存から抜け出すための方法をお伝えします。
小麦の取りすぎを避けて、体を健康に!見た目すっきり若返り!を目指しましょう♪
脱・小麦依存!
大事なのは朝イチの食事
まずは皆さんにクイズです。
朝・昼・夜、ダイエットをするうえでいちばん気を付けなければいけない食事はどれでしょう?
夜、と答えたくなりますが、正解は朝。
もちろん、夜も気を付ける必要がありますが、「朝なら何を食べても大丈夫」と信じて、朝は好きなものを食べたり、ガッツリボリュームのあるものを食べたり…という方が多いようです。
朝の食事でパンを食べると、空腹感を感じやすくなって結果的に一日の食べる量が増えてしまいます。
朝の食事を見直すことで、食欲を無理なく抑えて食べすぎを予防することができるのです!
じゃあ朝は何を食べるべきなのか、というと、おすすめは卵です。
朝は、パンの代わりに卵を食べましょう。
卵は良質なたんぱく質やセレン、ビタミンB6といった栄養素が豊富です。
ある研究では、卵に含まれるたんぱく質が食欲を抑えダイエット効果をもたらすという結果も報告されています。
また、朝食に卵を食べる人とパンを食べる人の、昼食の量を比較した研究もあり、朝パンを食べる人の方が、食事量や1食あたりの炭水化物・脂肪の量は少なく、昼食後の満腹感は高いという結果が出ました。
これらの結果は、朝卵を食べることが一日を通してダイエットに良い影響をもたらしていることの証拠です。
朝パンを食べると、一日中食欲に駆られて食べ過ぎてしまうのでカロリー的にも摂りすぎになる場合が多くなります。
朝パンを食べている方は、ぜひ卵に変えてみましょう!
ゆで卵だけでなく、スクランブルエッグや目玉焼き、卵焼きなど調理方法はなんでもかまいません。
注意点としては、卵「だけ」では栄養をとりきれませんので、ビタミン・ミネラル・タンパク質をバランスよく摂取することを忘れないようにしてくださいね。
もしプラスできる余裕がある方は、バナナもおすすめ。
バナナはカリウム豊富でむくみ改善にもなりますし、食物繊維が豊富です。
食物繊維は胃に入った後消化されるまで時間がかかるため、満腹感が続いて食べ過ぎ防止になります。
太りやすい体を作ってしまう小麦依存。
当てはまるな、と思った方は、まず朝食を見直して、やせやすい習慣を身に着けていきましょう♪